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診療科紹介

診療科目

小児科

外来診療スケジュール表
診療内容・特徴
小児科

約69万人(平成29年3月現在)の人口を有する江戸川区内唯一の小児入院診療が可能な地域基幹病院として、一般及び専門医療を行っております。外来受診患者総数は13,123人、入院患者総数は年間1,280人(平成28年)です。感染性疾患を中心に、ほぼ全領域の小児疾患が診療対象です。

グローバルスタンダードな治療に”日本のやさしさ”を加えた診療を心がけております。また、入院後の処置・検査に関して、子どもでも理解出来るように「プレパレーション」の取り組みを始めております。

受診・外来予約・入院について
・外来診療

午前中は一般外来(初診・再診)、午後は専門外来(アレルギー、神経、腎臓、心臓・川崎病、内分泌:予約診療のみ)となっております。予防接種、乳幼児健診も行っております。平日午後(14〜16時)の予約外救急診療は小児科外来にて診察をおこないますが、診療開始までの待ち時間が生ずることがある点をご了承下さい。なお薬剤処方は1日分となります。

また、点滴治療を行う場合は、病状に関わらず原則病棟での入院管理となります。

・入院診療

小児科入院病床は大学付属病院に匹敵するほどの37床とゆとりをもって確保しております。子どもたちにとって居心地の良い明るい雰囲気の病棟にて、安心した入院生活を送れるように、看護師をはじめ病棟スタッフ一同努力しております。原則としてご家族の夜間付き添いは不要ですが、逆に付き添い希望の場合は個室(有料)においてのみ対応可能です。ご家族の面会時間は20時までとなっており、お仕事が終わってからの面会も可能です。

・救急診療

平成24年4月1日より、365日24時間体制で休日・全夜間の小児二次救急診療を行っております。原則診療対象は、他医療機関からの紹介患者さん、救急車受診の患者さんとなります。

救急診療

当院の外来に定期通院中のかかりつけで受診を希望する際は、直接来院せず電話で診療状況の問い合わせをお願いします。

連絡先:03(5605)8811(代表)

診療対象疾患
・感染症
気管支炎・肺炎・胃腸炎・髄膜炎・リンパ節炎・蜂窩織炎・敗血症など
・アレルギー
気管支喘息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎
・神経
けいれん性疾患(てんかん・熱性けいれん)
・心臓
川崎病・不整脈・先天性心疾患(心房中隔欠損症・心室中隔欠損症・動脈管開存症など)
・腎臓
尿路感染症・慢性腎炎・ネフローゼ症候群・膀胱尿管逆流・夜尿症など
・内分泌
低身長(成長ホルモン分泌不全など)・甲状腺疾患(バセドウ病など)・糖尿病・肥満症
専門外来

専門外来を受けるには、まず一般外来を受診し、専門的な治療が必要と判断された場合、予約をお取します。

・アレルギー
毎週月曜日(午後) 担当:米山予約:要
毎週金曜日(午後) 担当:山ア
  • 日本アレルギー学会準指導施設として、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギーを中心に専門診療を行なっています。
  • 気管支喘息は、予防的治療の進歩から入院を必要とする発作は減少傾向にありますが、当科は区内唯一の小児病棟として急性重症発作の入院治療に対応しています。退院後は、御家族と相談の上、地域のかかりつけ医とも連携して、発作予防を目的とした長期管理を行っていきます。
  • 食物アレルギーは近年増加傾向にあり、過剰な食事制限に苦しんでいるご家族も少なくありません。当科では血液検査・食物負荷試験などをもとに、最低限の除去食を指導し、可能な範囲で食べることを目標としています。また、調理や栄養については管理栄養士による栄養指導を受けることもできます。
  • 小児のアレルギー疾患は、年齢とともに次々と形(標的とする臓器)を変えて出現し、あたかも「行進曲(マーチ)」のように進展するため「アレルギーマーチ」(icon)と呼ばれています。私たちは「アレルギーマーチ」の考え方に基づいて、患者さんの全体像を一連の流れの中でとらえ、お子様のより良い成長の一助となるよう心がけています。
・神経
毎週金曜日(午後)担当:五十嵐予約:要
  • てんかんを含むけいれん性疾患など脳、神経に何らかの異常がある小児の診断、治療、指導を行います。
  • 小児神経外来では、お子様が心身ともに健やかに成長されますように神経系の諸問題を診療しています。けいれん発作などの問題があるお子様をはじめとして、小児期に発症した様々な中枢神経疾患の診療を行っています。てんかん、けいれん性疾患の診断と薬物治療を広く行っております。
  • 最初に外来を受診していただきますが、必要があれば入院のうえ原因診断を行います。それらの結果に基づいた治療を行っています。セカンド・オピニオンを初めとしたご相談も受け付けております。お悩みの方は是非ご相談いただければ幸いです。
・腎臓・夜尿症(おねしょ)

当外来ではお子さんたちの「腎臓(じんぞう)」や「泌尿器(ひにょうき)」の関わる様々なトラブルについて診察・治療をいたします。

腎臓は尿を作ったり、老廃物を体外へ捨てる働きがあります。また血圧を正常に保ったり、血液を作るために必要なホルモンを分泌したり、ビタミンDを介して骨を丈夫に保つ働きもあります。このような腎臓の働きが損なわれてしまうと体に不調が現れたり、尿検査に異常がみられます。

尿検査で「潜血(せんけつ)」や「タンパク」が出てしまう場合、何らかの腎臓病が隠れているかもしれません。また小学校1年生になっても「夜尿症(おねしょ)」や「昼間尿失禁(昼間のおもらし)」がある場合は診察を受けることをお勧めします。そのほか、妊娠中のお母さんのおなかの中(胎児期)で腎臓の形に異常があったり、乳幼児期から「尿路感染症(おしっこに細菌がはいってしまう)」を繰り返すケースなども相談してください。

当院では「毎週木曜日」に腎臓専門の外来診療を行っております。また専門的な検査や治療が必要な場合は「順天堂大学病院(文京区)や順天堂大学浦安病院小児科(浦安市)」と連携して行うことが可能です。どんな些細な訴えや不安であってもお子さん達の腎臓・泌尿器の悩みに関して、是非とも私どもにご相談下さい。お子さんたちの健康増進のために一緒になって取り組んでいきましょう。

第1・3・5木曜日(午後) 担当:西崎予約:要
第2・4金曜日(午前) 担当:仲川
・心臓・川崎病
第1・3・5金曜日 担当:古川予約:要
第2・4月曜日 担当:田中
第2・4金曜日 担当:織田

生まれつきの心臓病や川崎病に続く冠動脈の病気、不整脈や心筋疾患などを対象に診療しています。また学校心臓病検診で異常を指摘されたお子様の精密検査も行っております。予約制の小児循環器外来では胸部レントゲン、各種心電図、心臓超音波検査(即日施行)などを行い診断および治療にあたります。

・内分泌・肥満・低身長
木曜日(午後) 担当:志村予約:要
第3金曜日(午前) 担当:庄野
水曜日(14-16時) 担当:大日方(低身長)

子どもの成長発育に関しての診療、ご相談をお受けしております。

低身長、高身長、肥満/やせ、体重増加不良、多飲多尿、新生児マススクリーニング異常などについてご相談ください。

身長の伸びの低下、低身長においては病気が原因のことがあります。成長曲線や成長速度曲線を描いて、その上で精密検査が必要かどうかを検討します。受診に際しては、生まれた時から最近までの体重身長の記録(母子手帳や学校/園での測定記録)をご持参ください。

また身長が高い、伸びが良すぎる、思春期が早すぎないか、体重の増加がよくない、体重が増えすぎていないか、コレステロールが高いと言われた場合も精密検査治療が必要な場合がありますのでご相談ください。

糖尿病については24時間2週間の血糖を見る持続血糖測定やインスリン持続皮下注射(インスリンポンプ)の使用や治療が可能です。



対象疾患

低身長成長ホルモン分泌不全症、ターナー女性、SGA低身長、脳腫瘍、思春期遅発症、甲状腺機能低下症、骨・軟骨異常など
性分化・成熟異常外陰部異常、性腺機能低下、思春期早発症など
甲状腺疾患先天性甲状腺機能低下症、慢性甲状腺炎、甲状腺機能亢進症など
副腎疾患先天性副腎過形成症、副腎皮質機能低下症など
糖質・脂質・水分代謝異常症1型・2型糖尿病、肥満症、脂肪肝、尿崩症、家族性高コレステロール血症など
外来担当医表
  
午前

外来1診

 

新妻

(予約制)

 

 

五十嵐

外来2診

藤井

志村

五十嵐

志村

長谷川

外来3診

杉田

藤井

宮野

杉田

第2・4腎臓(仲川)
第3内分泌(庄野)

外来4診

五十嵐

杉田

長谷川

藤井

宮野

午後

外来1診

アレルギー
(米山)

藤井

乳児健診1

第1・3・5腎臓
(西崎)

神経(五十嵐)

外来2診

 

予防接種

乳児健診2

予防接種

アレルギー
(山ア)

外来3診

1BCG
(宮野)

 

低身長
(大日方)

内分泌
(志村)

 

外来4診

第2・4循環器
(田中)

 

フォロー
(藤井)

 

循環器
(古川・織田)

 
スタッフ紹介
shimura

部長
志村 直人【しむら なおと】

出身校
昭和59年 順天堂大学医学部卒業
資格

日本小児科学会専門医・指導医
日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医
こどもの心相談医
成長科学協会地区委員(東京)
地域総合小児医療専門医
医学博士

専門分野

小児内分泌(成長・発育・甲状腺・副腎 等)

小児の糖尿病・肥満

コメント

小児の最大の特徴は、成長し変化していくことです。みんなそれぞれに歩み方が違います。それぞれの生活・個性にあわせて日常生活の中での治療や対応について、家族や地域の先生と協力・相談し子どもたちが、自分なりに楽しく、そして悩み、苦労し、成長することを支えていきたいと考えています。

本庄明日香

医員
本庄 明日香【ほんじょう あすか】

出身校
平成19年日本医科大卒業
資格

日本小児科学会専門医

専門分野

小児科一般、アレルギー

五十嵐

医員
五十嵐 鮎子【いがらし あゆこ】

出身校
平成19年富山大学医学部卒業
資格

日本小児科学会専門医

専門分野

小児神経学

藤井仁深

医員
藤井 仁深【ふじい ひとみ】

出身校
平成20年信州大学医学部卒業
資格

日本小児科学会専門医

専門分野

小児科一般

杉田和也

医員
杉田 和也【すぎた かずや】

出身校
平成21年 東邦大学卒業
資格

日本小児科学会専門医
NCPR Aコース修了
PALSプロバイダー

専門分野

小児科一般

宮野洋希

医員
宮野 洋希【みやの ひろき】

出身校
平成25年 帝京大学医学部卒業
資格

NCPRプロバイダー

専門分野

小児科一般

長谷川

医員
長谷川 恵理【はせがわ えり】

出身校
平成25年 帝京大学医学部卒業
専門分野

小児科一般

塚田

非常勤
塚田 瑞葉【つかだ みずは】

出身校
平成22年 東京女子医科大学卒業
専門分野

小児科一般

診療実績
平成27年度外来統計
456789101112123
新患 300 305 346 436 369 365 357 313 365 340 430 404 4,330
再来 858 726 882 971 941 930 939 840 917 800 923 949 10,676
合計 1,158 1,031 1,228 1,407 1,310 1,295 1,296 1,153 1,282 1,140 1,353 1,353 15,006

平成27年度入院統計
456789101112123
入院 601 519 589 745 687 731 602 608 698 612 608 517 7,517

主要疾患入院実績
疾患名

入院数

入院日数

(中央値)

年齢

(中央値)

1.呼吸器疾患

(咽頭扁桃炎、気管支炎、細気管支炎、肺炎、中耳炎)

470 5 2.7

2.消化器疾患

(胃腸炎、腸重積、急性虫垂炎、その他)

175 3 5.5

3.腎・泌尿器疾患

(尿路感染症、ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎、その他)

70 8 0.7

4.神経・筋疾患

(熱性けいれん、てんかん、その他)

118 2 2.8

5.その他感染症

(敗血症、髄膜炎、化膿性頸部リンパ節炎、蜂巣炎、その他)

50 7 3.8

6.アレルギー疾患

(気管支喘息、食物アレルギー、アナフィラキシー、その他)

155 4 4.7

7.リウマチ性疾患

(川崎病、アレルギー性紫斑病、その他)

56 11 2.9

8.血液・腫瘍疾患

(血小板減少性紫斑病、腫瘍、その他)

9 11 4.1

9.内分泌・代謝疾患

(低身長、糖尿病、ケトン性低血糖症、その他)

55 33.2

10.循環器疾患

(不整脈、心筋炎、その他)

5 3 11.9
11.精神疾患 9 13 10.4

12.新生児疾患

(新生児一過性多呼吸、低血糖症、黄疸、その他)

69 7 0

13.その他

(異物・薬物誤飲、熱中症、骨折、その他)

30 2 3.7

教育活動・学会活動・研究業績
  • 区内唯一の小児科専門医研修施設に指定されています。
  • 少人数の研修医対して指導医層が充実しており、小児科専門医取得を目指す後期臨床研修医の養成に最適な研修環境です。小児科各分野ともにかたよりなく診療ができる医師を養成するための臨床教育指導体制です。
外来診療スケジュール表