心理判定課Mental Health Examination

心理判定課

診療内容・特徴

心理判定課では、各科医師からの依頼を受けて、外来・入院患者に対して心理検査、心理面接を行っています。

人には、自覚出来ている自分と自覚出来ていない自分がいるものです。身体検査をしても異常が見当たらないにもかかわらず、身体症状が出ている場合には、自覚が出来ていない自分からの何らかのメッセージである可能性があります。そのメッセージに気づくことが、症状改善に役立つことがあります。つまり、漠然とした認識を、心理検査などを活用して、言語化・視覚化し、認識を明確にしていくことが、現状理解を深めたり、症状の軽減や心の安定に役立つということがあるということです。

また、物事がうまくいかない時、辛い時、その状況自体を変えられなくても、対策を考えることで、物事が進展することもあります。例えば、頭の中を整理したり、新たな視点を得て自分の受け止め方を変えて視野を広げてみたり、新しいスキルを身につけることが役に立つこともあります。人に自分の状態を理解してもらうことで気持ちが楽になることもあります。

認識を広げたり、お困りのこと・辛いことを軽減する何らかのお手伝いが出来ればと思っています。

心理判定課の利用をご希望される場合は、まず各科医師の診察を受けてご相談下さい。

依頼科

メンタルクリニック・小児科・脳神経外科・神経内科・緩和ケア内科・消化器内科・糖尿病内科・心臓血管外科・産婦人科など

依頼内容

心理検査

発達検査・知能検査・性格検査・高次脳機能検査・記銘力検査など
(注:検査結果は医師からお伝えしています)

心理面接

心理面接によるアセスメント

継続的な心理面接(遊戯療法・箱庭療法・カウンセリングなど)

依頼内容

相談内容

  • 言葉の遅れなど発達の心配がある
  • 落ち着きがない
  • こだわりが強い
  • 学校や職場に行けない
  • 人間関係がうまくいかない
  • 朝起きられない
  • 頭痛、腹痛、嘔気などの身体症状がある
  • 不安が強い(病気に対する不安など)
  • 物忘れ など

資格

(平成29年9月現在)

資格名人数
(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士2名