医療関係者の方

保険薬局の皆さまへ

がん化学療法レジメン公開について

化学療法レジメン公開について

◎当院の化学療法委員会で承認され、登録されているレジメンの一部を掲載します。

◎当院でがん治療を受ける患者さんの投与管理を適正に行う目的で提供するものであり、その他用途での使用は想定しておりません。

◎問合せ先および受付時間
 【レジメンに関する照会】
  東京臨海病院 薬剤科 外来化学療法担当 03-5605-8811(代表)
  月曜日〜金曜日 9:00〜16:30(休診日を除く)
 【有害事象・その他情報提供】
  トレーシングレポート(抗がん薬治療用)をHPからダウンロードしご利用ください。

レジメンの利用方法と注意点

◎当院化学療法室で通院治療をしており、院外処方箋が発行されている患者さんには、「外来がん化学療法情報提供書」に、レジメンや有害事象等を記載し交付しています。また、院外処方箋にもレジメン名称が記載されていますので、これらを参考にして、がん種ごとに内容をご参照ください。

◎投与量、投与スケジュールは、患者さんの状態によって主治医の判断で変更される場合があります。

◎このサイトは、一般の方への情報提供ではありませんのでご了承ください。

登録レジメン一覧

院外処方箋への検査値およびレジメン情報の記載について

当院では、地域保険薬局との連携の一環として、2022年4月より院外処方箋に「検査値」の一部と「レジメン情報」を記載いたします。これらの情報を参照されることで、より適正で安全な薬物療法推進につながると考えております。

        
  1. 院外処方箋見本PDF
  2. 院外処方箋に記載される検査値について
    ・記載される検査値は、過去3カ月の直近データを表示しています。
    ・測定がない場合は空欄となります。
    ・患者さんからの検査結果に関する質問があった場合は、主治医に聞くようにお伝えください。
  3. 院外処方箋に記載されている検査項目と基準範囲PDF
  4. 院外処方箋に記載されるレジメン情報について
    ・現在実施中のレジメン名を記載しますが、処方箋発行時に記載入力が間に合わないこともありますので、ご了承ください。
    ・レジメン内容の詳細につきましては、当院HPに公開しています。
    ・外来化学療法を行った日には「外来がん化学療法情報提供書」PDFを患者さんにお渡しする場合がありますので、提供書の提出があった場合には、必要な薬学的管理・指導をおこなってください。
    ・次回の診察まで患者さんの状況を把握して頂き、副作用等の症状が見られた場合は、迅速な対応が必要と思われる場合は、化学療法室まで電話連絡、迅速な対応が不要と思われる場合は、トレーシングレポートのFAX送信をお願いします。

◎患者さんが検査値等の情報開示を希望されない場合は、院外処方箋の右側半分を切り離してお渡ししますので、ご了承ください。

院外処方せんにおける疑義照会簡素化プロトコルについて

当院では、2024年4月より院外処方せんにおける調剤上の形式的な疑義照会を簡素化し、保険薬局での患者待ち時間の短縮・薬剤師の業務軽減および病院医師の負担軽減を図る目的で疑義照会簡素化プロトコルを作成、運用を開始します。
処方変更に際しては薬剤師法第23条に規定される医師の同意が必要でありますが、平成22年4月30日厚生労働省医政局通知「医療スタッフの協働・連携によるチーム医療の推進について」に基づく薬物治療管理の一環として、本プロトコルにて処方変更可能とします。

運用方法

本プロトコルの運用開始にあたり、その趣旨や内容の詳細を十分理解して上で、当院と保険薬局との間で合意書(添付)を交わすことを必須条件とします。

詳細は下記様式を参照してください。

◎参画をご希望される保険薬局の方は、薬剤科 勝田までご連絡ください。
 TEL:03-5605-8811(内線7994)薬剤科長 勝田

東京臨海病院 院外処方せん疑義照会簡素化プロトコルPDF

トレーシングレポート(服薬情報提供書)について

当院薬剤科では「医薬品適正使用推進」「医療安全」の観点から、トレーシングレポート(服薬情報提供書)を導入することになりました。

目的

保険薬局と病院間の情報共有を推進することで、より安全で有効な薬物治療が切れ目なく実施されることを目的とする。

トレーシングレポートとは

緊急性は低いものの、患者や患者家族等から知り得た情報で「処方医に伝える必要がある」と判断された情報をフィードバックするための報告書。目的に応じて一般用及び抗がん薬治療用の2種類を用いる。

■記載内容例

  • 服薬アドヒアランス、投薬後の服用状況の確認結果(残薬状況など)
  • 効果・有害事象などのモニタリング結果(減薬の提案など)
  • 複数病院への受診および処方状況
  • OTC、サプリメントの摂取状況

運用方法

  1. 1.保険薬局からトレーシングレポートをFAXで送信(薬剤科宛)
  2. 2.当院薬剤科担当者が内容を確認・評価し対応する。
    (レポートを電子カルテへ取り込み、必要な場合は医師へ連絡)
  3. 3.必要に応じて、当院薬剤科担当者が対応結果を追記し、保険薬局へ返信FAXする。

■使用書式

下記様式をダウンロードして頂き、ご記入頂いた後に当院薬剤科へFAXにてご送信ください。
トレーシングレポートによる情報提供は疑義照会ではありませんので、疑義照会はこれまで通りでお願いいたします。

        
  1. 東京臨海病院トレーシングレポート<一般用>word
  2. 東京臨海病院トレーシングレポート<抗がん薬治療用>excel

お問い合わせ

東京臨海病院 薬剤科

FAX:03(5605)7056(薬剤科直通)

電話:03(5605)8811(代表)
月~金曜日 午前8時30分~午後5時