令和8年4月10日更新
東京臨海病院は、2002年の開設以来、24年にわたり地域の医療を支えてまいりました。この間、地域の皆さま、そして医療関係者の皆さまから多大なるご支援をいただき、ここまで歩んでくることができました。改めて心よりお礼申し上げます。
当院は開設以来二つの柱を掲げて運営してまいりました。一つは日本私立学校振興・共済事業団が運営する職域病院としての機能、そしてもう一つは、地域医療への貢献です。
現在、日本では少子高齢化が急速に進み、医療を取り巻く環境も大きく変化しています。そして今後の変化を見据え、それぞれの医療機関がどのような役割を担うのかを明らかにすることが求められています。その中で当院はこれからも、急な病気やけがに対応する「急性期医療」を中心に、救急医療やがん診療など、専門性の高い医療を提供してまいります。
一方で、こうした医療は当院だけで完結するものではありません。地域の診療所(かかりつけ医)や、リハビリテーションを担う病院、長期療養を支える医療機関、さらには介護・福祉施設との連携がますます重要になっています。当院は、地域の医療機関などとの連携を一層強化しながら、切れ目のない医療の提供に努めてまいります。
また、当院は2023年に「紹介受診重点医療機関」、2025年には「地域医療支援病院」として東京都より承認されました。これは、紹介患者さんの受け入れや医療機器の共同利用などを通じて、地域の医療機関と連携しながら地域医療を支える役割が評価されたものです。今後も地域の中核病院として、皆さまの健康を守る医療に取り組んでまいります。
さらに、感染症や災害への備えにも力を入れています。新型コロナウイルス感染症の流行時には、地域と協力しながら外来・入院の両面でできる限りの診療を行ってまいりました。今後も、新たな感染症への対応や、地震をはじめとするさまざまな災害時においても、地域に貢献できる体制を整えてまいります。
そして、これらすべての取り組みの中心にあるのが、患者さんを中心とした「チーム医療」です。医師・看護師・薬剤師・リハビリスタッフなど、さまざまな職種が連携し、それぞれの専門性を活かして医療を提供しています。この象徴がいわゆる「センター化」です。当院では従来からある脊椎脊髄・人工関節センター、脳卒中センターに加え、昨年度には直腸肛門病センターも開設し、チーム医療を実践し成果を挙げています。これからも当院の理念である「患者中心の医療」と「患者さんとの信頼関係」を大切にしながら、チームでより良い医療の実現に努めてまいります。
このホームページを通じて、東京臨海病院の取り組みを少しでも身近に感じていただけましたら幸いです。