栄養科Nutrition

栄養科

診療内容・特徴

入院中の食事

栄養科では、全ての患者さんに「安全で安心できるおいしい食事」の提供を努めています。診療部門や他部門と連携し、治療上制限の必要な患者さんへ、個々の栄養状態に対応した治療食を提供しています。また、管理栄養士が適宜病棟へ出向き、お食事を召し上がっている患者さんの声を直接伺い、治療食の質の向上・形態調整を行っています。栄養面だけでなく、味、彩り、季節感を考えて、お食事の提供をしています。

一般食

朝食
朝食(8:00)
昼食
昼食(12:00)
夕食
夕食(18:00)

行事食

ご入院中でも、季節感を感じていただくため、行事食を献立に取り入れています。

主な行事食
1~4月 正月献立、七草粥、節分、昭和の日
5~8月 こどもの日、七夕、土用の丑
9~12月 お月見、スポーツの日、勤労感謝の日、冬至、クリスマス、大晦日

上記以外にも、夏の献立(7月~9月)、小児病棟での「おやつの行事食」も提供しています。

正月元旦
正月元旦
節分
節分 玉子粥・いわしつみれ
節分
節分 太巻き寿司
土用の丑
土用の丑の日
クリスマス
クリスマス献立
年越し
大晦日 年越しそば
バレンタイン
バレンタイン おやつ
ひな祭り
ひな祭り おやつ
七夕キッズ
七夕 キッズプレート

祝い膳

出産された方へ、お祝い膳をお召し上がり頂いております。
当院では、宗教上禁忌食品をお持ちの方へ配慮したお祝い膳もご用意しております。

祝い膳1
祝い膳
祝い膳2
祝い膳(禁忌食品をお持ちの方)

ペースト食

当院では嚥下機能低下がある患者さんに向けて、食べやすさ、飲み込みやすさを考慮した食事を提供しています。
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会の嚥下調整食学会分類(2021)に沿ってご用意しています。安全面はもちろん、少量で栄養価の高い補助食品を献立に取り入れるなど栄養面でも工夫をしています。
当院のペースト食は、学会での分類コード3の区分になります。
主食は離水に配慮した「ゼリー粥」、副食は均一でなめらかな「ゼリー状」、「ムース状」、「ヨーグルト状」の物を組み合わせ、全て舌でつぶせるやわらかさです。安心して美味しく食べていただけます。


ペースト食

治療食

治療効果を高めるための治療食も、彩り、季節感を考慮しています。


エネルギーコントロール食

栄養相談

■個別栄養指導

入院・外来患者さん及びご家族へ、医師の指示に基づき栄養指導を行っています。
糖尿病や、高血圧症、脂質異常症、肥満症など生活習慣病、胃切除後の食事、抗がん剤治療中の食欲不振、嚥下機能低下に対する食事形態の説明など患者さんの病態や食習慣にあわせて、実践出来るような食事の摂り方、調理方法などのアドバイスを継続的にさせていただいています。
ご希望の方は担当医師、看護師、管理栄養士までご相談ください。

実施日毎日(年末年始を含む)
予約可能時間右表参照
所要時間初回30分程度
2回目以降20分程度
予約必要
費用保険適用
場所1階 栄養相談室
(1番カウンター中央採血室奥の部屋)
  予約可能時間
平日 土日・祝日
午前  10:00~  
 10:30~  10:30~
 11:00~  11:00~
 11:30~  11:30~
 12:00~  
午後  14:00~  14:00~
 14:30~  14:30~
 15:00~  15:00~

■集団栄養指導

入院の患者さんを対象に不定期で集団栄養指導を実施しています。(減塩教室)

院内連携活動・啓蒙活動

患者さんの栄養、食事管理に関わる様々な場面で、各部門と連携を取り、各種チーム医療、食事療養啓蒙活動に携わっています。

  • 多職種連携・チーム回診(NST、褥瘡、緩和ケア)
  • 院内勉強会
  • 糖尿病教室
  • 世界糖尿病デー
  • がん患者さんとご家族のための支援プログラム
  • 区民公開講演会

骨粗鬆症院内研修

資格

(2025年4月現在)

資格名
糖尿病療養指導士
NST専門療法士
骨粗鬆症マネージャー

その他

施設基準:入院時食事療養(I)

平成17年 6月 NST(栄養サポートチーム)活動開始

平成19年 9月 日本栄養療法推進協議会施設NST稼働施設認定