心理判定課では、各科医師からの依頼を受けて、外来・入院患者に対して心理検査、心理面接を行っています。
人には、自覚出来ている自分と自覚出来ていない自分がいるものです。身体検査をしても異常が見当たらないにもかかわらず、身体症状が出ている場合には、自覚が出来ていない自分からの何らかのメッセージである可能性があります。そのメッセージに気づくことが、症状改善に役立つことがあります。つまり、漠然とした認識を、心理検査などを活用して、言語化・視覚化し、認識を明確にしていくことが、現状理解を深めたり、症状の軽減や心の安定に役立つということがあるということです。
また、物事がうまくいかない時、辛い時、その状況自体を変えられなくても、対策を考えることで、物事が進展することもあります。例えば、頭の中を整理したり、新たな視点を得て自分の受け止め方を変えて視野を広げてみたり、新しいスキルを身につけることが役に立つこともあります。人に自分の状態を理解してもらうことで気持ちが楽になることもあります。
認識を広げたり、お困りのこと・辛いことを軽減する何らかのお手伝いが出来ればと思っています。
心理判定課の利用をご希望される場合は、まず各科医師の診察を受けてご相談下さい。
メンタルクリニック・小児科・脳神経外科・脳神経内科・緩和ケア内科・消化器内科・糖尿病内科・心臓血管外科・産婦人科など
発達検査・知能検査・性格検査・高次脳機能検査・記銘力検査など
心理面接によるアセスメント
継続的な心理面接(遊戯療法・箱庭療法・カウンセリングなど)
(令和6年6月現在)
資格名 | 人数 |
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公認心理師・(財)日本臨床心理士資格認定協会 臨床心理士 | 2名 |