耐性菌、季節性感染症、手術部位感染(SSI)など、院内で発生し得る感染症の状況を継続的に把握し、必要に応じて部署と連携しながら早期対応を行います。感染が疑われる事例が発生した際には、迅速な情報収集と判断を行い、現場と協働して対策を進めます。
感染対策向上加算をはじめとした制度は、単なる書類対応ではなく、病院の質と安全を高めるための枠組みです。感染制御室は、要件を満たすだけでなく、現場の実態に合わせて持続可能な仕組みとして運用できるよう調整しています。
区内医療機関約30施設と江戸川区医師会、保健所と連携し、地域の感染対策にも貢献しています。
感染対策の改善には、データに基づく分析と判断が欠かせません。耐性菌、抗菌薬使用、デバイス関連感染、SSI、手指衛生などのデータを収集・分析し、部署ごとの課題や改善点を明確にします。データは「評価」ではなく「改善のための材料」として活用しています。
新人研修、中堅向け研修、部署別ミニ研修など、職員の学びを支える教育活動を行っています。感染対策は専門知識だけでなく、日常の気づきや行動が重要です。現場で役立つ実践的な内容を重視し、職種を問わず参加しやすい研修を企画しています。
感染対策マニュアルの整備、発熱患者対応、災害時の感染対策、外来動線の改善など、組織としての感染対策の基盤を整えます。ICT・AST・感染予防対策委員会と連携し、病院全体が同じ方向を向いて取り組めるよう調整しています。
感染制御室は、医療関連感染を予防するために必要な活動の権限を病院長より委譲され活動しています。