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「院内製剤」使用に関する情報公開について(オプトアウト)

医薬品及び医療機器は法律に基づいて厚生労働省で承認された方法で使用することが求められています。しかし、治療の必要上、承認内容とは必ずしも一致しない内容で使用すること(適応外使用)もあります。その場合は、病院内の適切な会議でその使用の必要性と有効性・安全性等の面から使用に問題がないかを審議し、承認した上で使用することとしています。当院では、以下の「院内製剤」について下記の通り使用しております。

「院内製剤」は、市販されている医薬品では十分に対応が出来ない場合などに、必要に応じて医師の申請に基づき、院内で承認が得られたものを病院内の薬剤師が調製する製剤です。また、手術部位のマーキングや病変部位の染色などに用いる院内製剤である「ピオクタニン」は、海外の動物実験で経口摂取した場合に発がん性が示唆される報告がありましたが、医療現場では一時的に局所に使用することが一般的であり、これまで多くの臨床現場で使用されてきましたが発がんの報告もありません。そのため、当院では使用による利益が不利益を判断する場合のみ、必要最低限の量を使用します。

当院では「院内製剤」使用の対象となる患者さんのお一人ずつに説明を行い、同意を頂く代わりに、病院ホームページに情報を公開することにより同意を頂いたものとさせて頂きます。本件について同意を頂けない場合やご不明な点がございましたら、主治医にお申し出ください。

院内製剤一覧(2023.4)

製剤品名称 主な使用用途 使用診療科
鼓膜麻酔液 鼓膜の穿刺、切開時の麻酔 耳鼻咽喉科
3%酢酸水 子宮頚部検査時の病変部の診断 産婦人科
10%硝酸銀液 鼓膜の肉芽や臍肉芽腫の治療 耳鼻咽喉科、小児科
1%ピオクタニン口腔用 口腔内の殺菌・消毒、先天性耳瘻孔の手術時マーキング 耳鼻咽喉科
0.05%ピオクタニン内視鏡液 大腸内視鏡検査時の病変部の染色 消化器内科
2%ピオクタニン皮膚インキ 手術時におけるマーキング(皮膚、瘻孔など) 手術室
5000倍ボスミン液 手術・処置時の止血、耳内や口腔内などの出血時の止血 耳鼻咽喉科など
3%ルゴール液 子宮頸部検査時の病変部の染色 消化器内科
1%内服用ルゴール 食道検査時の病変部の染色 消化器内科
20%塩化アルミニウム液 多汗症(原発性腋窩多汗症を除く)の治療 皮膚科
モーズペースト 皮膚浸潤を伴う腫瘍における局所腫瘍及び自壊部分の除去 乳腺外科、皮膚科
ミントールクリーム 黄疸などに対する痒みの軽減 消化器内科