小児科Pediatrics

小児科

小児科 診療体制縮小のお知らせ(令和6年4月より)

医師の異動等のため、令和6年4月より当分の間、診療体制を縮小いたします。
皆さまにはご不便、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
医師の充足など体制が回復し次第、改めてご案内いたしますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

■診察体制
【外来】完全予約制に移行
    かかりつけ医療機関から当院医療連携室へご連絡いただき、
    事前予約のうえ受診をお願いいたします。
    ※患者さんの症状によっては、当院でお受けできない場合があります。
【入院】受け入れ停止
【救急】夜間休日の小児救急患者の受け入れ停止

■問い合わせ先
小児科外来 電話:03(5605)8811(代表)


Changes in Pediatric Medical Care System (Starting in April 2024)

There will be cutdown on our pediatric medical care system starting April 2024, due to the transfer of doctors and other reasons. We apologize for any inconvenience this may cause, and we ask for your understanding that the updated notice will be announced as soon as our system is sorted out, such as securing enough pediatricians.

■Medical Care System
【Outpatient】Transitioning to appointments only
Please have your Primary Medical Institution contact our Medical Liaison Office and make an appointment in advance to have a consultation.
*Depending on the patient's condition, we may not be able to accept them.
【Inpatient】Acceptance suspended
【Emergency】Suspended acceptance of off-hour pediatric emergency patients

■Contact Info/Pediatric Outpatients Dept.

受診・外来予約・入院について

外来診療

令和6年4月より、完全予約制となっております。
かかりつけ医療機関から当院医療連携室へご連絡いただき、事前予約のうえ受診をお願いいたします。
※患者さんの症状によっては、当院でお受けできない場合があります。

入院診療

現在、受け入れを停止しております。

救急診療

夜間休日の小児救急患者の受け入れを停止しております。

診療対象疾患

感染症
気管支炎・肺炎・胃腸炎・髄膜炎・リンパ節炎・蜂窩織炎・敗血症など
アレルギー
気管支喘息・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎
神経
けいれん性疾患(てんかん・熱性けいれん)
心臓
川崎病・不整脈・先天性心疾患(心房中隔欠損症・心室中隔欠損症・動脈管開存症など)
腎臓
尿路感染症・慢性腎炎・ネフローゼ症候群・膀胱尿管逆流・夜尿症など
内分泌
低身長(成長ホルモン分泌不全など)・甲状腺疾患(バセドウ病など)・糖尿病・肥満症

専門外来

専門外来は、基本的に一般外来を受診していただいてから予約お取りしておりますが、診断が確定している場合はかかりつけのクリニックから直接医療連携室を通してご予約いただくことも可能です。

アレルギー

毎週火曜日(午後) 担当:山﨑 予約:要
毎週金曜日(午後) 担当:本庄
  • 日本アレルギー学会準指導施設として、気管支喘息・アトピー性皮膚炎・食物アレルギーを中心に専門診療を行なっています。
  • 気管支喘息は、予防的治療の進歩から入院を必要とする発作は減少傾向にありますが、当科は区内唯一の小児病棟として急性重症発作の入院治療に対応しています。退院後は、御家族と相談の上、地域のかかりつけ医とも連携して、発作予防を目的とした長期管理を行っていきます。
  • 食物アレルギーは近年増加傾向にあり、過剰な食事制限に苦しんでいるご家族も少なくありません。当科では血液検査・食物負荷試験などをもとに、最低限の除去食を指導し、可能な範囲で食べることを目標としています。また、調理や栄養については管理栄養士による栄養指導を受けることもできます。
  • 小児のアレルギー疾患は、年齢とともに次々と形(標的とする臓器)を変えて出現し、あたかも「行進曲(マーチ)」のように進展するため「アレルギーマーチ」(PDF)と呼ばれています。私たちは「アレルギーマーチ」の考え方に基づいて、患者さんの全体像を一連の流れの中でとらえ、お子様のより良い成長の一助となるよう心がけています。

神経

毎週金曜日(午後) 担当:五十嵐 予約:要
  • てんかんを含むけいれん性疾患など脳、神経に何らかの異常がある小児の診断、治療、指導を行います。
  • 小児神経外来では、お子様が心身ともに健やかに成長されますように神経系の諸問題を診療しています。けいれん発作などの問題があるお子様をはじめとして、小児期に発症した様々な中枢神経疾患の診療を行っています。てんかん、けいれん性疾患の診断と薬物治療を広く行っております。
  • 最初に外来を受診していただきますが、必要があれば入院のうえ原因診断を行います。それらの結果に基づいた治療を行っています。セカンド・オピニオンを初めとしたご相談も受け付けております。お悩みの方は是非ご相談いただければ幸いです。

腎臓・夜尿症(おねしょ)

当外来ではお子さんたちの「腎臓(じんぞう)」や「泌尿器(ひにょうき)」の関わる様々なトラブルについて診察・治療をいたします。

腎臓は尿を作ったり、老廃物を体外へ捨てる働きがあります。また血圧を正常に保ったり、血液を作るために必要なホルモンを分泌したり、ビタミンDを介して骨を丈夫に保つ働きもあります。このような腎臓の働きが損なわれてしまうと体に不調が現れたり、尿検査に異常がみられます。

尿検査で「潜血(せんけつ)」や「タンパク」が出てしまう場合、何らかの腎臓病が隠れているかもしれません。また小学校1年生になっても「夜尿症(おねしょ)」や「昼間尿失禁(昼間のおもらし)」がある場合は診察を受けることをお勧めします。そのほか、妊娠中のお母さんのおなかの中(胎児期)で腎臓の形に異常があったり、乳幼児期から「尿路感染症(おしっこに細菌がはいってしまう)」を繰り返すケースなども相談してください。

当院では「毎週木曜日」に腎臓専門の外来診療を行っております。また専門的な検査や治療が必要な場合は「順天堂大学病院(文京区)や順天堂大学浦安病院小児科(浦安市)」と連携して行うことが可能です。どんな些細な訴えや不安であってもお子さん達の腎臓・泌尿器の悩みに関して、是非とも私どもにご相談下さい。お子さんたちの健康増進のために一緒になって取り組んでいきましょう。

第1・3・5木曜日(午後) 担当:西崎 予約:要
第2・4金曜日(午前) 担当:齋藤

心臓・川崎病

第2・4月曜日 担当:高橋 予約:要
第1・3・5金曜日 担当:佐藤
第2・4金曜日 担当:織田

生まれつきの心臓病や川崎病に続く冠動脈の病気、不整脈や心筋疾患などを対象に診療しています。また学校心臓病検診で異常を指摘されたお子様の精密検査も行っております。予約制の小児循環器外来では胸部レントゲン、各種心電図、心臓超音波検査(即日施行)などを行い診断および治療にあたります。

内分泌・肥満・低身長

火曜日(午後) 担当:志村 予約:要
木曜日(午後) 担当:志村
第1・3・4金曜日(午後) 担当:大日方(低身長)

子どもの成長発育に関しての診療、ご相談をお受けしております。

低身長、高身長、肥満/やせ、体重増加不良、多飲多尿、新生児マススクリーニング異常などについてご相談ください。

身長の伸びの低下、低身長においては病気が原因のことがあります。成長曲線や成長速度曲線を描いて、その上で精密検査が必要かどうかを検討します。受診に際しては、生まれた時から最近までの体重身長の記録(母子手帳や学校/園での測定記録)をご持参ください。

また身長が高い、伸びが良すぎる、思春期が早すぎないか、体重の増加がよくない、体重が増えすぎていないか、コレステロールが高いと言われた場合も精密検査治療が必要な場合がありますのでご相談ください。

糖尿病については24時間2週間の血糖を見る持続血糖測定やインスリン持続皮下注射(インスリンポンプ)の使用や治療が可能です。

対象疾患

低身長 成長ホルモン分泌不全症、ターナー女性、SGA低身長、脳腫瘍、思春期遅発症、甲状腺機能低下症、骨・軟骨異常など
性分化・成熟異常 外陰部異常、性腺機能低下、思春期早発症など
甲状腺疾患 先天性甲状腺機能低下症、慢性甲状腺炎、甲状腺機能亢進症など
副腎疾患 先天性副腎過形成症、副腎皮質機能低下症など
糖質・脂質・水分代謝異常症 1型・2型糖尿病、肥満症、脂肪肝、尿崩症、家族性高コレステロール血症など

スタッフ紹介

医員

中野なかの   沙季さき
出身医局 順天堂大学小児科
資格 日本小児科学会小児科専門医
Certification in Travel Health
専門・研究分野 小児科一般

医員

関口せきぐち   玲子れいこ
出身医局 順天堂大学小児科
資格 日本小児科学会小児科専門医
専門・研究分野 小児科一般

医員

草野くさの   晋平しんぺい
出身医局 順天堂大学小児科
資格 日本小児科学会小児科専門医
専門・研究分野 小児科一般

医員

三井みつい   清誉きよまろ
出身医局 杏林大学病院小児科
資格 日本小児科学会小児科専門医
専門・研究分野 小児科一般

診療実績

令和4年度 外来/入院統計

教育活動・学会活動・研究業績

  • 少人数の研修医対して指導医層が充実しており、小児科専門医取得を目指す後期臨床研修医の養成に最適な研修環境です。小児科各分野ともにかたよりなく診療ができる医師を養成するための臨床教育指導体制です。

外来診療スケジュール表

・完全予約制です。初診の方およびご予約のない方は、かかりつけ医療機関から当院医療連携室へご連絡いただき、事前予約のうえ受診をお願いいたします。
※患者さんの症状によっては、当院でお受けできない場合がございます。

※横スクロールができます。
 
午前 関口 玲子 関口 玲子
(2・3・4・5週)
関口 玲子 草野 晋平 草野 晋平
(2・3・4週)
初診外来
(2・4週)
三井 清誉 草野 晋平 三井 清誉   三井 清誉 消化器
        腎臓
(2・4週)
 
午後 循環器
(2・4週)
志村 直人
(内分泌)
乳児健診 志村 直人
(内分泌)
五十嵐 鮎子
(神経)
 
  アレルギー   予防接種 アレルギー  
  予防接種   腎臓
(1・3・5週)
循環器  
        低身長外来
(1・3週)